温泉王国信州。木曽谷にもたくさんの温泉があります。
気軽にアクセスできるところから、山奥の秘湯まで、おすすめの日帰り温泉を紹介します。
木曽谷の温泉を是非お楽しみください。

木曽町新開の二本木。木曽福島から開田高原へ抜ける途中、黒川郷の旧飛騨街道・地蔵峠のふもとに位置します。
こぢんまりとした作りで小さな内湯一つですが、泉質の良さには定評があります。一番の特徴は、湯船に入った瞬間からシュワシュワと体中にまとわりつく天然炭酸泉です。天然炭酸泉は日本にわずか百箇所しかない珍しい温泉とも言われています。
また、晴れた日には窓から「駒ケ嶽、麦草嶽、三沢嶽」の頂を眺めることができ、お風呂上がりには広々とした和室で名物の蕎麦、五平餅、旬の山菜など黒川郷の新鮮な素材ならではのおいしさをお楽しみいただけます。
木曽福島に来られた際は是非お立ち寄りください。
内湯1つのみで6~7人サイズの長方形。天気が良い日は窓から木曽駒ヶ岳が望める。
評判の天然炭酸泉は湯船に入った途端に全身を泡が包む。不思議な感覚。
鉄分を多く含み赤茶色に。日によって濃さが違う。
畳の休憩処でリラックス。
こぢんまりとした造り。
メニューも豊富。お酒やおつまみも。
冬期のおすすめは「すんきそば」700円。
※泉質:含二酸化炭素・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)
住所/木曽郡木曽町新開6013-1
電話/0264-27-6150
営業時間/10時~19時
定休日/木曜日(祝日・年末年始は営業)
料金/大人620円・小人410円
アクセス/中央道伊那ICより車で約45分、長野道塩尻ICより車で約65分
駐車場/40台
地図/Googleマップはこちら
HP/http://www.nihongi-spa.com/

せせらぎも木曽町新開の温泉。国道十九号線から木曽大橋を曲がり、きそふくしまスキー場方向へ一分とアクセス良好なのが便利。開田高原へのドライブやスキー・スノボ帰りのお客様御用達の日帰り温泉として賑わっています。
特徴の赤褐色の炭酸泉は身体の芯からぽかぽかにさせる他、美容や疲労回復の有効成分を豊富に含んだ泉質。露天と内湯が男女で一つずつあり、曜日で男女浴室を入れ替えます。
併設施設も充実していて、大きなソファーのラウンジや畳が心地よい休憩室があります。メニュー豊富なレストランでは岩魚料理が人気。また、貸切和室で入浴料金と送迎無料サービスの宴会も可能。帰りにはお土産コーナーでオリジナル入浴剤を買って帰るのもありです。
木曽の自然が目の前に迫る露天風呂。近くを流れる黒川のせせらぎの音が心地よい。
内湯はひのき風呂と御影石の風呂の2種類あり(男女日替わり)。
ラウンジはゆったりとしたソファーでくつろげる。
畳が心地よい休憩室で一休み。
冬場はスキー客で賑わう。
テーブル席と上がり畳席がある。畳席は掘りごたつ式。各種宴会も予約にて可能。
日替わり定食が大好評。写真は人気のいわな唐揚定食1,350円。
※泉質:含二酸化炭素・ナトリウム・塩化物-炭酸水素塩冷鉱泉
住所/木曽郡木曽町新開3968-2
電話/0264-24-2626
営業時間/10時~21時(最終受付20時30分)、食事処11時〜20時(LO.19時30分)
定休日/水曜日(祝日は営業・元旦は休館)
料金/大人700円・小学生350円・小学生未満無料
アクセス/中央道伊那ICより車で約40分、長野道塩尻ICより車で約60分
駐車場/40台
地図/Googleマップはこちら
HP/http://www.kiso-spa.com/

雄大な御嶽山を間近に望む木曽町開田高原のやまゆり荘。特徴は御嶽山の麓から湧き出す茶褐色に濁ったお湯。この色は本来無色透明なお湯が温泉に多く含まれる鉄分が空気に触れることで酸化し変色したものです。
また晴天の時は御嶽山を望める展望露天風呂がおすすめです(男女日替わり)。雄大な御嶽山を間近で見ながら入る露天風呂は贅沢で心身ともにリフレッシュできるはず。
新装開店したレストランもあり。開田へ来たならやっぱりお蕎麦が食べたいところ。他にもトンカツや山賊焼きが人気です。
地元民はもちろん、キャンプやドライブ、スキースノボ客にも定評のある木曽随一の天然かけ流し温泉です。
大自然の中、雄大な御嶽山を見ながら入浴は最高。冬期は露天が休業になるので行く前に要チェック。
1番の特徴的は茶褐色のお湯。鉄分が空気に触れて酸化したもの。
食事処が新装開店。手打ちそばやトンカツ定食が人気。
木曽限定の入浴剤をゲット。
御嶽山を間近に望む。
「開田高原キャンプ場」は森や渓流を身近に感じられるキャンプ場。やまゆり荘へは車で5分。
「開田高原マイアスキー場」や「チャオ御岳スノーリゾート」の帰りはやまゆり荘へリフレッシュしに行こう!
※泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素硫酸塩温泉
住所/木曽郡木曽町開田高原西野6321-1211
電話/0264-44-2346
営業時間/10時~19時(最終受付18時30分)
定休日/火曜日(祝日は営業)
料金/大人450円・小人200円
アクセス/中央道伊那ICより車で約70分、長野道塩尻ICより車で約90分
駐車場/120台
地図/Googleマップはこちら
HP/http://www.yamayuriso.jp/

御嶽山の麓、王滝村の中心部からさらに離れた場所にあるのが王滝の湯です。凸凹道をずっと登ってきてところにポツンとたたずんでいる正に秘湯。突如と現れる小さな温泉と雄大な御嶽山は感動すること間違いなしです。
内湯のみですがそこからの景色は良好。雄大な御嶽山と一緒にお湯に浸かりながら自然と同化した雰囲気を味わえます。そして周りは木曽五木の木々に囲まれているのでとても静かです。ゆっくりのんびり、秘湯好きにはたまらないでしょう。時間をかけてまでここまで登ってくる価値は十分にあります。
土日祝日営業のみの営業です。秘湯好きはもちろん、登山やキャンプ、釣り、スキースノボ帰りの疲労回復にもお立ち寄りください。
内湯のみだが、窓から望める雄大な自然と御岳山のおかけで露天に浸かっている気分になれる。
細い道をずっと登ってくると御嶽山を背景にポツンと現れる。正に秘湯。
小さな内湯で静かにゆったりとリフレッシュ。
白樺林の景色も楽しめる。
凸凹道をず~っと進もう。
王滝村に行ったのなら、食事はここで済ませるのが鉄板パターン。
一番人気は「いのぶた鍋(2人前から)」写真は「いのぶた丼」850円。
※泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉
住所/木曽郡王滝村 3967
電話/0264-48-3155
営業時間/12時~19時(最終受付18時30分)
定休日/平日(土日祝日は営業)
料金/大人500円(中学生以上)・小学生200円・幼児無料
アクセス/中央道伊那ICより車で約75分、長野道塩尻ICより車で約90分
駐車場/20台
地図/Googleマップはこちら
HP/http://www.ontake.jp/

南木曽町の妻籠宿から三㎞ほど登った先にあるのがあららぎ温泉。木曽の木材がふんだんに使われている木のふれあいを大切にした施設です。
小さな内湯一つですが、木曽五木のコウヤマキで造られた湯舟や、桶やイスなどもヒノキ製品を使用していて癒されます。澄んだ無色透明の泉質も好評で湯ざわりは非常になめらか。体の芯までよく温まります。
広さ三十畳ほどある休憩所もあるので子どもを遊ばせたり、昼寝も出来てのんびりと過ごせます。また同部屋にマッサージ室もあり。二十五分、二千円から可能です。
隣の食事処では今では貴重な厚い一枚板のテーブルのある部屋や、宴会場(大)、宴会場(小)などで季節の郷土料理をいただけます。
木曽の自然が目の前に迫る露天風呂。近くを流れる黒川のせせらぎの音が心地よい。
浴槽は4~5人サイズのものがひとつ。透明でツルツル感ありの新鮮な湯。
こたつのある無料の休憩広間でゆっくり。
長い廊下の先に温泉入口。
凸落ち着いた雰囲気。
厚目の一枚板のテーブル席や上り畳席あり。お風呂上りの一杯も。
お腹いっぱいになりたいなら、「焼きそば定食」がおすすめ。
※泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
住所/木曽郡南木曽町吾妻2333
電話/0264-58-2365
営業時間/11時~20時
定休日/火曜日(祝日は営業)
料金/大人550円・小人300円(3歳~小学生)・幼児無料(3歳未満)
アクセス/中央道中津川ICより車で約50分
駐車場/80台
地図/Googleマップはこちら
HP/http://www.araragi-onsen.com/
木曽谷の日帰り温泉はいかがでしたか?
春夏秋冬、どの季節をとっても木曽は温泉日和です。
梅・桜・花桃が一斉に咲きそろう春、涼風が山々からグリーンの香りを運ぶ夏、燃える紅葉と新そばの秋、真っ白な御嶽山が際立つ冬……。
木曽谷の四季の詩を温泉とともに。
掲載情報は2018年8月配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。